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【Naturehike「雪鳥」マミー型ダウンシュラフ】購入してわかった“実際の質感”と、NANGAとの比較で感じた正直なギャップ

キャンプ道具
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【自己紹介】
BBQ歴20年/CAMP歴10年
ファミキャン/ソロキャン/グルキャンを楽しむ ゆるキャンパーです。
元々は冬はスノーボード、オフシーズンはびわ湖でBBQ
っとBBQに明け暮れているうちにCAMP沼にハマり、いまはオールシーズンCAMP一色になりました。
最近は会社の後輩を順番に沼にハメています。

本日はNaturehikeの「雪鳥(Snowbird)」マミー型寝袋のレビューです。
子供と冬キャンプに行くためにダウン寝袋の追加購入をしました。

現在、私はNANGAのSTDの470g 650FPのダウンを利用しています。

今回購入したダウンシュラフも650FPでダウンが400g充填されているということである程度のふっくら感を期待していた(商品紹介の写真はふっくらしているように見えた)のですが
届いた商品は思った以上にペラペラ感を感じてしまう状況でした。


まずは通常レビューとして、良かった点と惜しい点をまとめ、そのあとに NANGAとの比較で具体的に残念だった部分 を書いていきます。

正直、このダウンシュラフを購入して

「ダウンシュラフってこんなもんかーー」
って思われてしまうのは、とても残念だなと思いました。

それほど、改めてNANGAの質の高さを感じる結果になりました。

Naturehike 雪鳥: 良かった点

● とにかく軽い・コンパクト

まずは軽さが魅力。バックパックキャンプや荷物を減らしたいときにはありがたいメリットです。

● 価格が優しい(約2万円)

ダウン量400gクラスの寝袋でこの価格は、他ブランドと比べてもかなり手を出しやすいライン。
「冬キャンプまでは想定していない」「秋〜春の3シーズンで使えればOK」という用途なら候補に入りやすいと思います。

● 肌触りは悪くない

内側生地の肌触りは柔らかめで、ゴワつく感じはありません。
入った瞬間のストレスは少なかったです。


気になった点(通常レビュー)

● 膨らみが弱く「数字ほどの厚み」を感じない

開封してまず思ったのが、「あれ?薄い…?」という印象。
ダウン量400gと聞くと、もう少しモコっとするイメージでしたが、手に取ると平べったい感触が残ります。

この“膨らみ不足”が、そのまま保温性能の弱さにもつながっていると感じました。

● 気温が下がる夜は、少し冷えを感じる箇所があった

足元と肩口あたりに「冷気が伝わる」感覚がありました。
寒くて眠れないほどではないものの、「400gダウンならもっと暖かいと思った」というのが正直なところ。


■ NANGAと比較して感じた“残念ポイント”

私は同じくらいのダウン量の NANGA(ダウンバッグ470STD) をメインに使っています。
それと比較した時、以下の点で「Naturehikeは正直ちょっと残念…」と感じました。


●ダウンの“質”と“膨らみ”が全然違う

NANGAの470gモデルは、袋から出すと自然にふわ〜っと膨らみます。
フィルパワー(羽毛の質)も高く、同じ重さでも空気をたっぷり含むため保温力が段違い。

対してNaturehikeは、

  • 400gと記載されていても実際の膨らみが控えめ
  • 空気を含む力が弱く、同量でも体感は明確に薄い
    という差が大きかったです。

数字より“質”が効いてくる部分を実感しました。


●肩回り・ドラフトチューブの作りが弱め

NANGAは肩まわりのドラフトチューブ(冷気を防ぐ構造)がしっかりしており、
首元がスッと暖かく包まれる感じがあります。

Naturehikeは構造がシンプルで、心もとなさを感じました。

冬キャンではここが大きい差になります。


●生地のハリ・質感が大きく違う

NANGAの生地は薄くてもハリがあり、軽くても安心感がある質感。
一方Naturehikeは軽さ優先のナイロンで、触った感触も「軽くてペラい」。

特に足元の保温力はこの差が出やすいです。


●「長く使いたい」と思わせる作りの丁寧さ

NANGAは

  • 縫製が綺麗
  • 羽毛の偏りが少ない
  • 長く使うほど馴染む
  • 修理サポートが優秀

といった魅力があり、「いいものを買ったな」という満足感があります。

NANGAのチャックはシュラフを挟んで傷つけないよう専用の設計となっています。

対してNaturehikeは、

  • 数年使ったらダウンの偏りが気になりそう
  • 生地的にも耐久性はそこそこ
    と感じ、どうしても“消耗品的”な印象になります。

チャックは安心のYKK
YKKの品質が悪いわけではなく、むしろ良いのですが
やはりシュラフ専用に設計されたチャックと品質の違い・丁寧さの違いを感じます。


■ 結論:Naturehikeは軽量・価格重視向け。

Naturehikeの品質が悪いわけではありません。
今回は私がすでにNANGAの寝袋を使用していて、期待値が高すぎた結果となります。

「冬キャンプにしっかり使えるダウンシュラフが欲しい」
「長く使える寝袋がいい」
という方には、価格は上がりますが NANGAが圧倒的におすすめです。

価格には物によっては2倍ほどの開きが出てしまいますが
製品の品質・満足度については2倍以上の価値があると感じます。

是非一度NANGAの寝袋を購入されることをおすすめいたします。

別注モデルも格好いいデザインのモノが色々とでています!

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