投資資産を抱えた状態で、初めて○○ショックという暴落を体験しているなかで、私みたいな、軟弱な投資(愛好)家にとって、WealthNavi1本に身を委ねてしまってもいいんじゃないかと思えた話を記録しておきます。
ここからはWealthNaviのコトは親愛を込めてウェルスくんと呼ばせて頂きます。
個別株の状況
ショックが来る前に今年のNisa枠の7割を消化してしまっていたという悲しい状況。
「一度買った株は絶対手放さない!」というルールだけを死守したけど、底で買い増すことも出来ずに只々含み損と暮らす日々です。
アッパーマスへの道はキリマンジャロ(涙
ウェルスくんの現状(2020.07.16)
そんな日々狼狽える私を尻目に、淡々と仕事をしてくれたウェルスくんの現在の状況がこれです。
ええやないかい!と、手放しで喜ぶまではいかないですが、やすらぎのプラス
+¥33,277(+5.67%)
ですが、しっかりこの数字に返ってくるまでにもショックとの壮絶な戦いの歴史があったのです。
(むしろ私は戦わずに気絶してたので、戦っていたのはウェルスくんだけなのです)
ウェルスくんと私の出会い
2017年10月からコツコツ毎月10,000円を積み立てながら様子を見ていたウェルスくん
なんとなくロボ投資というのに興味を持ちウェルスくんとTHEOを開始
二股で始まった恋ですが、THEOは分散がスゴすぎて(20~30銘柄くらいだったかな)よくわかんなくなり、THEO+にサービスが変わった時点で引き上げてました。
ウェルスくん 本カノ昇格です 。
マイナスになる期間も長かったけど、2019年は安定してプラスが増えていき2020年には+10%を越えてきました。
とはいえ、投資の世界では絶好調だった2019年
個別株でもプラスの含み益を抱えて、いっちょ前気分だった私は妻に対して
ウェルスくん、がんばってくれてはってプラスやねんけど、預け資産の1%を手数料で持ってかれるしやめよかなー
なんて、うーんっと、考えたり考えなかったり。。
ウェルスくんが選んでる商品を自分で買ったらええやんと思っていました。
ウェルスくんのジェットコースターロマンス
そうこうしてると動き出したコロナジェットコースター
2月20日に付けた+65,955(+12.27%)から一気に-87,684(-16.02%)
半泣きの私は妻に対して
ウェルスくん、ヤッバ!
けど、アッチ(個別株)もコッチ(iDeCo)もヤッバ!とりあえず気絶しまーす!
そこからはあまり見ないようにしようと思いながらも、マネーフォワードから全ての含損を確認する日々でした。
ウェルスくんは気絶しない!
過去最大の下落幅を更新したと思ったら、なぞの上昇となったり混乱を極める市場の中ウェルスくんは静かに、そして着実に動き出してくれていました。
【 コロナショック前月までの購入状況】
毎月の追加投資10,000円はこんな感じでTHE分散って感じなんだけど
【コロナショック渦中の3月の購入】
当時の含損幅が最大の米国株(VTI)にホボ全振り
そして2番目に含損がすごい日欧株(VEA)をチョロ買い
傷が浅かったり、含益が残ってる債権/金は見向きもしない
【3月後半にリバランス!】
傷の浅い米国債権/金を売り、またもや米株/日欧株を買い増し
他にもマイナスな新興国株/不動産を買う
理屈じゃわかってるんだけど~の、プラスを売ってマイナスを買う教科書のような取引
【リバランス後の4月の購入】
ポジションを整えたあとの追加は、きれいに分散投資
【そして米株が復調してきた5月】
米株復調、日欧株伸び悩み、ということで、日欧株を少し買い足しつつ、米国債権を買い戻してポートフォリオのバランスを取りに来た。
【そして6月・7月】
米国株は上がり続けているので上がっていない債権を買い戻してポートフォリオのバランスを整える。
ウェルスくん再び現在へ
っと、いうわけで私が気絶してる間に、着実に仕事をしてくれたウェルスくん
握りっぱなしのiDeCoや積Nisaより(いまのところ)良いパフォーマンスを出してくれています。平時であれば、高いなと感じる1%の手数料も、こういった事態に陥ったとき、一切私情を挟まずに淡々と取引をしてくれるというのは、すごく魅力的なんじゃないかと感じました。
また、これらの取引をウェルスくんに任せることで確保できる「自由な時間」というのは、自分の動き次第で1%の手数料以上の価値を産み出せるんじゃないかと考えるようになりました。
個別株を追いかけるのは正直楽しいです。でも、私のこれはギャンブル熱に類似するものと感じるところもあります。
本来の投資の目的に立ち返り
経済的自由の先にある、やりたいことをやって暮らす
を考えると、やりたいことをやる時間を作るために払う1%の手数料は単純に高いと切り捨ててしまうのももったいないかなと感じました。
とりあえず2020年後半は、個別株・WealthNavi・積立NISAなどの状況を眺めながら、本来の「やりたいこと」を追いかけていきたいなと思います。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
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